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思いの丈を綴る

アニメや漫画、ゲーム等の感想やらを吐き出すためのブログ。2.5次元の話もします。

サンリオ男子2話3話 感想

サンリオ男子
第2話「雨上がりのギフトゲート」
第3話「マイ♪シスター・ブルー」
の感想です。

ネタバレ注意。






「サンリオ男子」のアニメのテーマが「好きなものを好きと言うこと」だと思っていて、その視点での感想(考察?)です。



2話、宏太くんが無事にポムポムプリンの事を好きだと素直に言えるようになって良かったな~と思っていた所で、サンリオ男子を良く思っていない由梨ちゃんの登場。
ここまで言うか?っていうぐらい「キモイ」を連発しましたね…。

「なにそれキモイ。男のくせに恥ずかしくないわけ?」
「いい年してサンリオキャラとか集めちゃってるんですか?」
「高校生にもなってマイメロとか恥ずかしい」

由梨ちゃんなかなかズバッと言ってくれます…。
あまりにも祐くんに対する態度や言葉が酷すぎるように思えたけど、思春期の兄妹だと実際こんな感じかなとも思います。

2話で祐くんが「何かを好きだって気持ちは全然恥ずかしいことなんかじゃねえだろ!」って宏太くんに言ってて本当にそうだと思うけど、だからといって自分の好きなものを周りから認めてもらえるかというとそうではないんだな、ということを感じました。

兄妹だからこそここまでズバズバと言えるんだと思うけど、口に出さなくても心の中でキモイと思ってる人は居て、由梨ちゃんがその代弁者の役割だったんじゃないかと思います。
(由梨ちゃん、ゲームのストーリーではここまで酷いこと言ってなかった)

結局、最後は由梨ちゃんと祐くんなんやかんやで仲直り?してハッピーエンドな感じですが、最後の最後まで由梨ちゃんは「キモイ」と連発していて、そこがポイントだったと思うんですけど、「キモイ」と思われたからといって、相手から嫌われるわけじゃないんですよね。
好きなものを相手が認めてくれなかったとしても、自分の全部を否定される訳ではないんですよね。


好きなものを好きと言うことは悪いことでも恥ずかしいことでもない。だけど受け入れて貰えない場合もあるかもしれない。でもそれが原因で嫌われるわけじゃない。だから大丈夫だよ!
っていうお話だったのかなーと私は思いました…。
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