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思いの丈を綴る

アニメや漫画、ゲーム等の感想やらを吐き出すためのブログ。2.5次元の話もします。

すずめの戸締まりのダイジンについての考察

すずめの戸締まりのダイジンについての考察です。
ネタバレしまくり注意。





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【「お前は邪魔」発言の理由】
鈴芽の家の子になりたい→鈴芽と一緒に居るためには、自分の代わりに要石になる存在が必要→
草太は要石を元に戻そうとしてるので、草太が居ると困る→草太を要石にして草太が居なくなれば鈴芽を独占できるし一石二鳥!みたいな感じかなと思いました。


【ダイジンが鈴芽を好きになった理由】
草太が「閉じ師の仕事は人に知られない方が良い」みたいな事を言ってたと思いますが、ダイジンも誰にも知られることもなく一人ぼっちでずっと要石の仕事をしていて、そんな孤独で寂しい場所から開放してくれたのが鈴芽で、餌を与えてくれて可愛いと褒めてくれてうちの子になる?って言われたらもう大好きにならざるを得ないと思います。


【道案内をした理由】
要石としての役割は草太に移したけど、ダイジンは大震災を起こしたいと思っているわけではなくて、災害を防がなきゃいけないという本能みたいなものはあったから鈴芽を扉に案内したのかなと思います。


【「いっぱい人が死ぬね」といった悪役ムーブの理由】
単に事実を述べただけにも思えるし、鈴芽を煽って草太を要石として刺すように促したようにも思えます。


【最終的にダイジンが要石に戻った理由】
大好きな鈴芽の為に自分を犠牲にした、という風には私は思ってなくて、このままだと鈴芽が要石になってしまい、鈴芽が要石になったら鈴芽の家の子になれないし、鈴芽以外の家の子になる気もないし、もう自分がこの世界にいる理由が無くなってしまったのかな、と思いました。
鈴芽はダイジンに「ごめんね」と謝ってほしいなと思うし「大好き」と言ってあげてほしいなとも思うけど、鈴芽がダイジンにかけた言葉が「ありがとう」だったのは、神様には感謝が必要ってことなのかな…とも思いました。鈴芽に感謝してもらえたことも、要石に戻ろうと思えた理由の一つなのかもしれません。




ダイジン目線で見ると、好きな子をイケメンにとられてバッドエンドみたいな感じです!!!
映画の最後の方ではもう私はダイジンの事が大好きになっていたので、鈴芽は草太の為なら自分を犠牲にするけどダイジンの代わりに要石になるとは言わないんだな…って思って…なんだかなあ…と…。
ダイジンは神様だし、要石は元々ダイジンの役割だから元に戻っただけといえばそうなんですけど…。
鈴芽、たまにはダイジンのところに足を運んで上げてほしいです。
(ちなみに私は全然ネコ好きな人間ではないので猫好きフィルターはかかっていません)

「すずめの家の子にはなれなかった」っていうセリフが一番辛いし、一番好きなセリフです。
ダイジンは鈴芽に嫌われていると気づいたときも「好きじゃなかった…」と言うだけで、「辛い」とか「悲しい」とかのマイナスな感情の発言を一切しないのが健気で可愛そうで愛しいなと思います。






考えたんですけど、死にかけの草太の祖父を要石にすれば良いんじゃないでしょうか!?!?だめですか!?!?!

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